台湾に移住してきて少し経ちました。
この記事では、たったの5ステップでできる移住の仕方、私が実際に行なった海外移住に向けた行動の仕方を少し書いていきます。
海外移住って聞くとなんとなく難しい感じがしますよね。でもちょっとした覚悟と勇気と行動力があれば、実は以外と簡単にできます。
ワープボタン
大切なのは他の誰でもなく自分自身
私の場合、日本で10年以上飲食関係の仕事をしていましたが、毎日の忙しさに追われる中でついに精神的限界がきました。
ストレスとの闘い
生きている限り、ストレスのない生活なんてないことは、わかっています。
ただそれを強く感じてしまうかどうかということだけです。
私は残念ながら前者だったようで、ストレスで髪の毛がどんどん白くなり、カウンターメインのお店だったので定期的に黒染めをして仕事に行っていました。
体重も一時は60キロから49キロまで激減しました。そして体調を崩し(腸が腫れてしまい)、手術手前までいきました。
ただ、この時はまだ、辞めることを考える余裕がなく、まとまった休暇がとれないことを理由に手術という選択はせずに、薬で誤魔化し、無理をして仕事にいってました。
考える余裕がなかったというよりも、ある種思考が停止していたんだと思います。

日本で一番嫌いだったもの 同調圧力
本音と建前という所謂 ”日本人としての文化” ”美学” 的なもの。
同調圧力というものですね。
確かにチームとして仕事をしていく上、仕事のクオリティーを保つために、適度な同調圧力は必要です。否定はしません。
ただ、日本では私にとって、それが強すぎたのです。簡単な言葉で言うと”熱量の違い”でしょうか。
同僚達との温度差がどんどん大きくなっていき会社では孤独を感じるようになりました。
次第に、好きなつもりでやっていたはずのこの仕事は、本当に自分がやりたい仕事なのかと考え始めました。
なぜ会社のトップがカラスを白だといえば白になるのか。

そんな風に思えればよかったのですが、頭でわかっていても・・・これがストレスになったのです。
日々すり減っていく自分がもったいない
わかっています。わかっているけれども順応しきれない。
これが続いていくことで
・どんどん自分というかけがえのない存在がすり減っていきます。
・自分自身で自分の存在意義を否定し始めます。
こうなると後は負のスパイラルに乗ってどん底までいくだけです。
もっと自分自身を大切にしましょう。
今の会社で働く理由はなんですか?
なにか明確な目標がありますか?
明確な目標がある方は、そのまま頑張ってください。むしろ今の会社で明確な目標を持って働いている方でこの記事を読んでいる方は、少ないと思います。
私からの質問
今の会社で働く理由はなんですか?
その会社じゃないとダメですか?
なんとなく起きてなんとなく会社に行ってませんか?
朝、「いやだなー。行きたくないなー。。」って毎日おもってませんか?
仕事から帰って寝るだけの単調な生活になっていませんか?
そもそも日本にこだわっている理由ってなんですか?
私の場合、日本に生まれたからって日本に住む必要ない。と考えたらすごく楽になりました。
海外移住への道
まず2ステップで仕事を辞める
正直会社の辞め方がよくわからないという人、勇気が出ないひとにわずか2ステップでの辞め方を説明します。
といっても辞め方は簡単です。ネットで検索すれば退職届けのテンプレートなんていくらでもでてきます。
あとはそのフォーマットに従って書けばいいだけです。
- 書きます
- 書けたら上司に渡しましょう。
たったのこれだけです。
注意点としては、会社側から説明を求められたら可能な限り、しっかりと説明することです。
また、それで慰留される方向で応援してもらえないようであれば、あまりその後の話し合いに応じないことです。情によって辞める決意が揺らぎます。
ただ、あまり波風たてないようにしましょう。揉めてもいいことなんて1つもありません。ましてや、自分が辞めようと決意した会社です。これ以上、負のエネルギーを使わないことをおススメします。

気持ちの揺らぎがさらに負のスパイラルに
一度辞めると言ってしまったらもう退路はないと思ってください。勢いと覚悟が大事です。
もし上司に慰留されて会社に残ったとしても、よほどいい上司でない限り、辞めるといった時点で周りの評価は変わっています。
一度行動にでたら、もう元の席があるとは思わないでください。
逆に一度言ってしまえば、あとは辞めるしかないのです。
私個人は、覚悟は後からついてくる物と信じて、勢い8、覚悟2くらい前のめり気味にいつも決断・行動を開始します。
バックれはあり?なし?
賛否両論ありますが、個人的にはアリだと思います。
ただし、自分がすべてを捨ててでも、どうしてもその道に進みたいという固い決意がある場合、辞めるための行動をすべてやったのにダメだった。という場合に限ります。必ず誰かに迷惑がかかるのでおススメはしませんが、個人的にはアリだと思います。
もし辞められない場合
『どうしても言えない。退職届けが書けない。。』
という方は退職代行業者を使うという道もあります。あなたの代わりに法に基づいて、退職の交渉・手続きを滞りなく行ってくれる業者です。
もし、辞めたいけど辞められないという方は、考えてみてもいいと思います。
求人サイトで海外求人をみる
必ず日本での仕事を辞めてから海外求人を見ましょう。少しだけ自分を追い込むのと同時に、連絡がきたら最短で動けるように準備しておきます。
求人を見て
『あ、ここいいな。。』
と思っても日本で仕事をしていたら、すぐには動けません。
そして、次に求人サイトを見たときには、同じ求人が見つからず、後悔や不満を募らせるでしょう。
いい求人があればすぐに飛びつける体制をつくっておくのは極めて大事なことなのです。
引き寄せの法則を最大限を活かすのは瞬発力です。
気になった職場があればまずは応募します。求人は常にあるわけではないので気になったら即行動です。
返事を待つ間は思いっきり遊びます。
いままで頑張ってきた自分へのご褒美です。ここでしっかりと心の休養をとらないと、海外移住は100%失敗すると思ってください。
なのでしっかりと休養してすり減っていた自分を取り戻しましょう。
おススメの求人
海外といってもどんな求人がいいか迷いますよね。
海外求人の職種は色々ありますが、個人的に、これだけは外さないほうがいいと思う条件を3つだけこちらに紹介します。
- 住居付き 海外移住で1番大きな問題は住居です。私たちは外国人であるため、賃貸契約を結ぶことが日本よりも当然難しくなります。寮がついていたりする求人を選びましょう。
- VISAの取得代行 海外に就職したばかりは、言葉もあまりわからずこの壁にぶつかります。VISAの取得を代行してくれる求人にしましょう。
- 期間雇用契約 1年などの期間で契約でき、かつ更新ありの求人を探しましょう。
正直職種に関しては、未経験でも気持ち次第でどうにでもなる部分があります。
まずはその国に定住すること(居場所をつくること)を第一に考えましょう。
私も、料理人から日本語教師になるには勇気がいりましたが、いざ、台湾にきたら、退路がない分、『もう気持ちでやるしかない』という思いだけで今までやってきました。
就職が決まったら
飛行機のチケットが最優先
働くことがきまったら、まずは飛行機のチケットをとります。
これは、最後の最後で決意が揺るがないためです。まず最初にやりましょう。
チケットが取れたら後はもう行くだけです!
身辺整理
運転免許証やパスポートの手続き、税金などの手続きや車の処分、家具家電の処分、借りている賃貸の契約解除などちょっとだけ大変ですが、頑張りましょう。
なんせココまできているあなたは、スーパーニートです。
時間ならたんまりありますから落ち着いて1つ1つか確実におわらせましょう。
いままでお世話になった方への挨拶
結局、私たちは生きている限り他人に頼らざるを経ないのです。これは間違いなく言えます。
社会は人と人との繋がりです。
挨拶は必ずしましょう。もちろん可能であれば元の職場へも挨拶に行きましょう。
まとめ
上にあげた条件の求人を探せば、意外と海外移住って簡単なんです。
- 今の仕事を辞める。
- 海外企業の面接を受ける。
- 飛行機のチケットをとる。
- 身辺整理をする。
- 飛行機に乗る。

もしあなたが日本社会で生きていくのが辛い時、海外の求人をみるのもアリではないでしょうか。