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台湾旅行の穴場 屏東・青島街 日本統治時代の面影が残る街

台湾旅行といえば台北、高雄、台南などが有名どころですよね。

むしろそこしかガイドブックが売ってないからなのか。。

私の住んでいる台湾南部・屏東縣のPRを少しづつしていきたいと思います。

とにかく私はこの街が気に入った!

屏東縣ってどんなところ?

屏東縣は台湾第2の都市といわれている高雄市から電車で南におよそ30分のわりと近くに位置しています。

年間平均気温は25.5℃ととても温暖で台湾南部に位置していることから1年のうち9ヶ月は夏のような気候が続きます。寒くなっても薄手のコートがあれば十分という感じです。

農業が盛んで主な特産物パイナップルマンゴー・ココナッツ・バナナカカオや蓮霧(レンブ)です。

特にパイナップルやマンゴーは日本で食べるものよりもはるかに風味がよく、台湾土産の代表格がパイナップルケーキというのも納得です。

実際に住んでみて思ったことは、農業県あるあるなのでしょうか?

時間の流れがかなりゆっくりに感じること。日差しは強いですが穏やかな風が吹いていて気持ちがいい天気が多いです。ただし、日焼けが気になる方は日焼け止めクリームは必須です。

また、屏東縣は公園の数が多く、休日はもっぱら、地域のオジサン・オバサンたちと一緒になって日向ぼっこや散歩をして過ごしています。

屏東・青島街 明治~昭和初期の街並み

屏東の青島街は台鉄・屏東駅からレンタルバイクで5分、徒歩10分ほどの場所にあります。

駅前の大きい道をまっすぐ行くだけなので迷子になる心配もありません。

屏東市の青島街は、日本統治時代・清統治時代の軍人宿舎が集まっていた地域(春村)で、台湾政府(文化部)の「再造歴史現場計画」によって今なお修復作業が行われている街です。

実は屏東市には、空港があり(民間便は2011年より就航なし)多くの日本の軍関係者が屏東市に暮らしていました。また日本統治時代から清統治時代に移った後も春村は再利用・拡大されたため、結果、状態のいい建物が多く残ったようです。

政府の見解では、屏東市の青島街にはおよそ100世帯ほどが生活していたようです。

また、他の地域の春村にない特徴としては、階級が高い軍人将軍が暮らしていた官舎が多く、かなり立派な建物が多いという点。

広い庭付き一戸建てや、平屋、2階建ての豪邸など様々なタイプの日本家屋があり、新鮮でありながらどこか懐かしい感じが漂います。青島街では、今の日本では決して見ることのできない歴史的建物を間近で見る貴重な体験ができます。

青島街の見どころ!

明治~昭和初期にタイムスリップしたかのように錯覚してしまう青島街では、修復された建物をテナントとして貸し出し、多くの飲食店やアトリエ、工房が営業しています。

つい最近では、台湾の伝統的衣装のお店がオープンしたり続々と入居店舗が増えています

原住民×カフェ

時代を超えて受け継がれる建物・文化と現代的な生活・アートが見事に融和されている屏東市おススメ観光スポットです!

私が週に2回は利用するカフェ

歴史を知る青島街ツアー

青島街では事前予約が必要ですが、ボランティアの方による『歴史を巡るツアー』への申し込みも可能です。

青島街をグルっと一周して当時の生活の様子、建物の種類、いわゆる街の造りを詳しく教えてくれます。

屏東出身の女流作家の暮らしていた家屋や、当時の防空壕、避難場所や日本統治時代の建物と清統治時代の建物の違いまたその建築方法の違いなど、外見では気づきにくいところまで細かに教えてくれます。

当時の防空壕

街には北京語のみですが歴史資料館のような施設も数か所あり、当時の写真や手紙、ミシンやアイロンなどの生活用品などが展示されていて北京語が分からなくても十分に楽しめます。

かつて将軍や軍事学校の校長が暮らした家。今は青島街の案内所兼書店

たくみ先生
たくみ先生
もしかしたら自分に関係した人が青島街で生活していて、時をこえて子孫である私たちが同じ場所にいるかもしれないと考えると感慨深いですね。。

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